あたしはまた、あなたに会いに行きたくなってしまった。
会いにゆくことが決まっているというのに。
今、ここで、会いたくなったんだ。
心の中で、名前を呼んでた。
その声は、泣きつくような、甘えるような呼び方で
なんでなのかはわからないけれど
あたしは、うっすら、鼻水が垂れてくるのを感じた。
あなたのことをもっと聞きたくなった。
あなたの周りをもっと知りたくなった。
教えて欲しくなった。
今、きっと、あなたに包まれてたいのだと思う。
数少ない、甘えられるあなただから。
会いに行こう。
会ったら、きっと、また照れて、あたしはそれをごまかすように振る舞うんだろうな。
バレバレなのに。
かわいがられたいわけじゃないのだけれど、
それが許される、と思える相手なのです。
あっ、目が潤った。
鼻をかんですっきりした。
あした、電話してみようかな。
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